得意分野:特発性視神経炎.視神経炎.視力低下.目(眼)の病気

視神経炎.特発性視神経炎の原因症状に基づく現代中国医学治療法で視神経炎治癒多数。視神経炎治る為の情報と治った症例を紹介.日本漢方や保険漢方と一般の中国漢方薬、既製漢方薬、調剤漢方では到達できない高いレベルの漢方・漢方薬外用等治療法で視力回復し,失明の危機を回避します。大阪府、大阪市をはじめ、京都、奈良、四国、名古屋、徳島、東京、九州、広島、北海道など全国からご来院されています。
視神経炎は再発・重症・視神経萎縮が起きるので、有効な治療せずに放置されると視力低下が進行し失明に至る怖い病気です。突発性視神経炎、視神経炎、眼(目)の病気にお悩みの方、日本漢方や保険漢方と一般の中国漢方薬、既製漢方薬、調剤漢方で良くならなかった方でも諦めないで、是非早めに当院にご相談下さい
TEL06-6935-3129 メール:ruhana@mbk.nifty.com

視神経炎とは

視神経は、眼球で外から集められた光の情報を脳に伝える神経線維(電線のような)の集まりです。視神経は情報を伝達してはじめて、脳で「ものを見る」ことができます。何らかの原因で視神経の部分に炎症を起こし、見えにくくなるのが視神経炎です。視神経図

視神経炎は副腎皮質ステロイドなどの薬によって視力回復するケースがありますが、ステロイドパルス治療の効果がなくて、視力の回復が得られないまま失明するケースが多いことです。また視神経炎は再発を繰り返す、重症・視神経萎縮になり、失明に至るケースもあります。視神経炎を根本から治すために当院のような現代中国医学治療(中国のオーダメイド漢方を含む)は必要です。

神経炎に関する現代中国医学の認識

この病気は、中国医学では『視膽昏渺』という病気に属します。
原因:
肝腎両虚、精血不足、目失涵養・或は邪気体内に入り、閉塞目中・或は情志郁結、肝失疏泄、致目昏暗

当院の視神経炎治療法と特徴

当院の現代中国医学特殊な組合せ治療方法は、視神経炎の原因、進行状態、視神経の様態、ステロイド等西洋薬の使用状況、患者の体質、病気の持ち合わせによって違いますので、視神経炎の初期、再発、重症、視神経萎縮等あらゆるケースに対応可能で、短期間で効き目が表れます。再発防止にも有効な方法あります。また当院の治療法は、視神経炎が治る為に必要な多方面、多方向から同時に治していくことができるので、ステロイド無効なケースにも有効で、一般的な中国漢方薬や日本漢方と保険漢方、調剤漢方を受けても良くならないケースにも有効です。

当院の視神経炎治療法の特徴:

➀中国国内と同じ水準の現代中国医学治療、このような施設は日本では当院のみです。

⓶一般的な中国漢方や日本漢方と保険漢方、調剤漢方では到達できないレベルです。

③一般的な中国漢方薬や日本漢方と保険漢方、調剤漢方薬では実現できない治療成績です。

現代中国医学組合せ法:

  1. オーダーメイド飲む漢方: 漢方煎じ薬、漢方カプセル、粉漢方薬(オーダメイド中国の漢方薬)
  2. 漢方蒸し目浴(当院オリジナル):当院盧 華が漢方薬の原料から、一人一人視神経炎の病状に合して、漢方薬の四気五味を生かし、考案したオーダメイド方法で、中国漢方薬使用
  3. 鍼:(眼鍼、眼窩鍼、電気鍼・頭鍼、項鍼、全身鍼)視神経炎に有効なツボ処方とオーダメイド刺鍼方法で、鍼灸効能を最大限に発揮するように
  4. 漢方薬灸(当院オリジナル)、火吸玉:十数種類の漢方から作った漢方灸です
  5. 漢方外用浸透法(当院オリジナル):当院盧 華が漢方薬生薬から、一人一人視神経炎の病状に合して、漢方の作用と浸透性を生かし、考案したオーダメイド方法で、中国漢方使用

•上記の方法は日本にないので、皆さまはイメージしにくいと思いますが、お気軽にお問い合わせください。

視神経炎完治症例紹介 70代女性  孝子様

つづい当院の治療で(目の病気)特発性視神経炎完治、視力は1.2に回復

孝子様と院長盧 華                       撮影場所:当院待合室

H26年4月左視力の低下で地元の眼科から兵庫医大に紹介された。兵庫医大に3か月間入院し、ステロイドパルスと免疫吸着療法を受けましたが、視力低下は良くならず。退院後、ステロイド継続使用しますが、視力が更に低下する。失明の危機に陥ました。それと共にストロイドの副作用(高血糖、満月様顔貌、むくみ、筋力低下で足が上がらない、歩けない、激しい筋肉痛)にも悩まされています。ご本人はどうしても視力低下を止めたい、視神経炎を治したいという強いご希望で、H26年12月当院にご来院。発病10カ月後当院ご来院、ステロイド剤9か月使用しました。当院で鍼灸、中国針灸、飲む漢方、漢方外用等の組み合わせ治療を受けてから、それまでに低下してきた視力は徐々に上がり、7カ月後視力は1.0になりました(H27年9月末兵庫医大にて視力を検査しました結果:1.2です)。視神経炎の治療と同時にステロイドの副作用の治療もしまして、上記のステロドの副作用による諸症状も治りました。 

*当院で受けた治療内容:

1.オーダーメイド飲む漢方:漢方煎じ薬・漢方カプセル・粉漢方

2.漢方蒸し座浴(当院オリジナル):ステロイドの副作用をなくすための漢方にしました

3.鍼:眼鍼、眼窩鍼、電気鍼・頭鍼、項鍼、全身鍼

4.漢方灸(当院オリジナル)、火吸玉:10数種類の漢方薬から作った漢方灸

5.漢方外用浸透法(当院オリジナル):漢方薬生薬から、一人一人視神経炎の病状に合して、漢方の作用と浸透性を生かし、考案したオーダメイド方法で、中国漢方使用

•上記の組合せ治療法は、日本に未だないので、他院が真似できないものです

【視力の経過】

H26年4月兵庫医大入院時0.04(左目)  1.0(右目)
入院3か月間テロイド等の治療後~26年11月18日までの視力0.03(左目)(入院前より視力低下した)1.0(右目)
H26年12月24日(H26年12月10日当センターにご来院)0.06(左目)(当院の治療受けて2週間後視力の上昇)1.0(右目)
H27年3月11日0.08(左目)1.0(右目)
H27年5月26日0.15(左目)1.0~1,2(右目)
H27年7月21日1.0(左目)1.2(右目)

*H26年12月10日兵庫医大からの紹介状:左眼の視力低下遠谷眼科より2014年4月に紹介となった方です。LV=0.5(n.c)、LE RAPD陽性、CFF左眼低下、GPにて左房中心暗転と比較暗転、左眼視神経乳頭は正常所見でしたが、左視神経炎を疑いMRIを同日施行し、上記診断となりました。その後、入院の上、ステロイドパルス3クール、免疫吸着療法施行も反応せず、現在、LV=0.04(n.c,)となっております。当初よりNMOの可能性を考え、抗AQP4抗体などチェックいたしましたが、すべて陰性であり、まだ確定診断はついておりません。現在当院神経内科より薬物コントロール中で、PSL16mg、ワーファリン3T/日投与中です。以上、ご報告申し上げます。

P1020753  

兵庫医大からの紹介状原本                                        視力検査データー原本

     

 

視神経炎症例紹介 失明から視力回復した 30代女性 しほ様

しほ様(中央)、桑原鍼灸師、院長盧 華     撮影場所:当院待合室
2016年2月末 右目が見えなくなった為、近所の眼科受診。翌日眼科に紹介された福岡大学病院の診察を受け、突発性視神経炎と診断され入院。入院時視力は0・01、ステロイドパルス療法を受けたが視力は回復せず、血漿交換療法適応の病状ではないので、血漿交換を受けずに退院。退院後、徐々に光が見えなくなり、右目は失明となる。2017年7月末、当院のHPを見られて来院。発病18か月後当院ご来院。
当院で1か月集中治療を受けた後、光が見えるようになると同時に物の動きも見えるようになる。福岡大学病院に目の再検査した結果:光が見える、視力は0.01。意欲の低下、物忘れ、頭痛も治る。失明から視力回復したこの結果に、福岡大学病院の先生とご本人も非常に驚き、先生は今まで経験したことはない結果なので、中国医学治療を続けるようにとおっしゃられたとのこと。2017年9月7日、再度集中治療を受ける為ご来院,当院の治療を継続する。

バセドウ病眼症完治(目の病気症例)50代女性シノブ様

病名:バセドウ病と甲状腺眼症 患者名:忍様当院の治療で目の病気バセドウ病眼症は治り、目の手術と甲状腺切除手術が避けられました

シノブ様(中央)、福岡鍼灸師、院長盧 華  撮影場所:当院待合室

2年前にバセドウ病と診断され、専門病院で西洋のお薬を服用していますが、徐々に突眼(目が飛び出る)、視力低下、結膜の充血、複視、視野欠けているようになり、バセドウ病眼症と診断されました。その後にも西洋のお薬を服用しますが、目の症状と視力低下が進み、失明の危険がある為、病院から甲状腺切除手術と目の手術を進められ、7月末以降手術することに決めましたが、ご本人はどうしても自分の臓器である甲状腺を切除したくないと目にもメスを入れたくないという考えで、同僚のご紹介で5月末に当院にご来院。当院の治療を受けて1か月半後、病院の検査結果では突眼(目が飛び出る)、視力低下はほぼ治り、バセドウ病の数値も正常になりました。この結果で7月末以降に予定していた手術を取り消し、甲状腺を切除する手術と目の手術が避けられました。
*当院で受けた治療内容:
1.オーダーメイド飲む漢方:煎じ薬・カプセル・粉漢方
2.漢方蒸し座浴(当院オリジナル):ステロイドの副作用に対する治療
3.鍼灸:鍼灸では眼鍼、眼窩鍼、眼囲鍼、電気鍼・甲状腺鍼、項鍼、全身鍼で対応
4.漢方灸(当院オリジナル)、火吸玉
5.漢方外用浸透法(当院オリジナル)

•上記の組合せ治療方法は、日本に未だないので、他院が真似できないのもです。

 視神経症完治症例紹介 賛太郎君6歳 外傷性視神経症完治

賛太郎君のお母様の体験談:大阪に来て、視神経は治るよと華先生の言葉を信じて良かった、あきらめないで良かった。

賛太郎君と院長盧 華  撮影場所:当院待合室               

賛太郎君は2016年4月11日右眼下瞼受傷。2016.4.12長崎大学病院に入院

入院時眼窩MRI検査結果:右眼視神経に障害反映する所見を認めます。入院中ステロイドパルス療法1クールを受ける。

2016.4.25 退院。※退院時の視力 RV=0.05(n.c)  LV=1.5(n.c) 視野も狭い

お母様は担当医師から視力はこの以上あがらないと言われたが、どうしでも諦めたくないという思いで当院を見つけ、長崎からご来院。約3週間の集中治療の後、大阪の病院で目の検査を受けたところ視力が0.05から0.2に上がりました。※当院で治療3週間後の視力 RV=0.2(n.c) LV=1.2(n.c)。本人の自覚症状も良くなり、見える範囲も広がった。お母様はこれから当院での鍼灸治療を続ければ視力は更に上がると分かっても、事情があってこの以上当院での鍼灸治療が続けられなくなり、ご希望で鍼灸集中治療終了。その後当院の漢方薬をしばらく飲み続けた。同年8月にお母様からの暑中見舞ハガキの文面から視力は更に上がったように伺えました。

※2016.5.3の国立大学法人長崎大学病院からの診断書(原本)・大阪で受けた目の検査報告書原本・お母様からの暑中見舞ハガキ原本

山崎くん データ

*賛太郎君 当院で受けた治療内容:

1.オーダーメイド飲む漢方:煎じ薬・カプセル・粉漢方

2.漢方蒸し座浴(当院オリジナル):ステロイドの副作用に対する治療

3.鍼灸:鍼灸では眼鍼、眼窩鍼、電気鍼・頭鍼、項鍼、全身鍼で対応

4.漢方灸(当院オリジナル)、火吸玉

5.漢方外用浸透法(当院オリジナル)

症例紹介 女性60代 サトミ様 難治性視神経炎

発症:2016.9.5 左目の眼底痛、頭痛、違和感を感じ、右目も同症状が後日発症。
9.11に両目の見えにくさが自覚症状で現れ、9月末に両目の視力状況が悪化したため10月5日から11月19日まで静岡県の中東遠総合医療センターへ入院。入院時視力0に近い。MRI・脊髄液検査の結果「難治性視神経炎」と診断された。
ステロイドパルス療法を2クール完したものの効果はみられず、血漿交換4回で軽度の効果がみられた、11月19日退院時視力0.02に。退院後も病院に通院で副腎皮質ステロイドホルモン薬を服用し、12月1日の検査では視力も0.02に止まった。病院からはこの以上良くなることはないと言われた、苦悩の中当院HPを見てご来院。
*12月上旬当院ご来院時の視力:左 0.02 右0.02 人の手を引かないと歩けない
*当院での集中治療3週間:右目視力0.02と変化はないものの、左目視力0.06と視力やや上がりました。
*集中治療2ヶ月:右目視力0.1、左目視力0.4とどちらも上がりました、自覚的にも周囲が見えやすくなった。
*集中治療3ヶ月:右目視力0.15、左目視力0.6になり、お一人で静岡県から電車に乗ってご来院されています。

*集中治療4ヶ月:右目視力0.3、左目視力0.8になり、お一人で静岡県から電車に乗ってご来院されています。

*2017年8月29日の視力検査結果:右目視力0.4、左目視力0.9になり、当院治療を継続中
サトミ様の視力検査データ原本 静岡県の中東遠総合医療センターにて検査されています

サトミ様のMRIデータ原本

 

*当院で受けた治療内容:

1.オーダーメイド飲む漢方:煎じ薬・カプセル・粉漢方

2.漢方蒸し座浴(当院オリジナル):ステロイドの副作用に対する治療

3.鍼灸:鍼灸では眼鍼、眼窩鍼、電気鍼・頭鍼、項鍼、全身鍼で対応

4.漢方外用浸透法(当院オリジナル)

•上記の組合せ治療法は、日本に未だないので、他院が真似できないものです

目の病気症例 50代女性 木村様 黄斑変性症 撮影場所:当院の待合室

木村様当院の治療で目の病気 黄斑変性症が治りました

症例紹介 緑内障 50代女性 林様

右:盧華院長 左:酢谷先生 中央:患者様
緑内障目のかすみ・痛み・視野の欠損等の症状がありこの先の人生ずっとこのままだと思うと辛く、精神的にも落ち込んでしまっていた。
ネットで当院を見つけご来院。
最初は半信半疑だったが治療を重ねるにつれて徐々に全体的に症状が良くなってとても喜ばれている。
治療継続中。

症例紹介 視神経症 30代 男性 平様

視力の低下で地元の大学病院に受診、原因は見つからず、原因不明虚血性視神経症視と診断された、治療方法は無く、視神経は萎縮し、白くなったからもう良くなることは無いと告げられた。徐々に視力低下する。仕事も生活にも支障をきたすようになった。地元の大学病院には7年くらい通ったが、治療方法はなく、視力測定のみ。徐々に光感があるもの、視力は計れなくなった為、盲学校に入学することに。
ご両親はどうしても治したい、全国で良い方法を探し、当院を見つけご来院。
ご来院時、杖をついて歩き、文字を読むのに音声機械を使っていました。
遠方の為、当院で集中治療を受ける。徐々に視力の回復を実感するように、現在は、見えるようになった為、杖を使わない、文字も直接読めるようになった。当院に向かう電車の窓から風景も見えるようになった。更に良くなることを目指して当院での治療を続ける。

視神経炎に対する西洋医学の認識

原因:
西洋医学では真の原因は不明。視神経の脱髄が推定され,ウイルス感染や自己免疫性血管症に起因するものという考えもある。
おそらく特発性視神経炎は単一疾患でなく,したがって機序も同一でないと推定される。一方、最近では、視神経炎の一部に自己抗体(本来は自分の組織には抗体はできないが、何らかの原因で免疫系が自分の組織なのに自己でないと判断して、自己抗体が作られることがあります。そして、抗原抗体反応を起こして自分の組織に、ちょうど、他人のものを移植したときの拒絶反応のような抗原抗体反応を起こしてしまう)を作り、これまでの多発性硬化症などの概念とは異なる炎症を起こす型のものがあることが分かってきました。
症状:
比較的急激に、片眼または両眼の視力低下が生じます。視力低下、視野欠損、眼球運動痛、色覚異常視力低下が生じる数日前ごろから、あるいはほぼ同時に眼球運動をさせると痛みを感じたり、眼球の後ろに種々の程度の痛みを感じる場合が約半数あります。見ようとするところが見え
ない中心暗点型の症状が多いですが、全体に霧がかかるとか、視野の一部からだんだん見えにくくなることもあります。
分類:

  1. 視神経乳頭炎:視神経の眼球側の端が赤く腫れる場合は視神経乳頭炎ともいう。比較的に改善率が良い。
  2. 球後視神経炎:視神経乳頭には当初は正常に見える場合がありますが、
    多発性硬化症という視神経以外の脊髄や大脳の白質(神経線維の集まり)にも病変が及びタイプもある。

視神経は、眼球(網膜)で集められた外界から光の情報を脳に伝える神経線維(電線に例えられる)の集まりです。この電線のもとになる神経細胞は網膜にあって、そこからの情報を伝達してはじめて、脳で意味のある「ものを見る」ことができます。この電線になんらかの障害を起こす病気を視神経症と呼びます。原因がはっきりしていることもありますが、不明な場合も多くあります。

■視神経症の分類、治療
(1)特発性視神経炎
特発性とは原因不明の意味です。20代から50代の、女性の方がやや多い疾患で、比較的急激に、片眼または両眼の視力低下が生じます。視力低下が生じる数日前ごろから、あるいはほぼ同時に眼球運動をさせると痛みを感じたり、眼球の後ろに種々の程度の痛みを感じる場合が約半数あります。見ようとするところが見えない中心暗点型の症状が多いですが、全体に霧がかかるとか、視野の一部からだんだん見えにくくなることもあります。視神経乳頭(視神経の眼球側の端)が赤く腫れる場合(視神経乳頭炎ともいう)と、視神経乳頭には当初所見がなく正常にみえる場合(球後視神経炎ともいう)がありますが、前者は比較的改善率が良いものです。しかし後者は多発性硬化症という、視神経以外の脊髄や大脳の白質(神経線維の集まり)にも病変が及び、しばしば軽快と悪化を繰り返すタイプの病気の一部になることもあります。
一方、最近では、多発性硬化症や視神経炎の一部に自己抗体(本来は自分の組織には抗体はできないが、何らかの原因で免疫系が自分の組織なのに自己でないと判断して、自己抗体が作られることがあります。そして、抗原抗体反応を起こして自分の組織に、ちょうど、他人のものを移植したときの拒絶反応のような抗原抗体反応を起こしてしまう)を作り、これまでの多発性硬化症などの概念とは異なる炎症を起こす型のものがあることが分かってきました((2)「抗アクアポリン4抗体陽性視神経炎」の項を参照。自然回復傾向の強いものもあって、治療は程度、病態分類などで異なりますが、通常、副腎皮質ステロイドやビタミン薬の点滴が用いられます。
(2)抗アクアポリン4抗体陽性視神経炎
アクアポリンとは細胞の表面にある水チャネルのことで、このサブタイプの一つであるアクアポリン4に対する抗体が作られ、脳や脊髄、視神経の毛細血管に障害を起こすことが分かってきました。従来は多発性硬化症の一種で日本人に多いとされていた視神経脊髄炎の一部でこの抗体が最初に同定されました。視神経炎の約10%にこの抗体が証明され、ほとんどが女性で、両眼を侵し、重篤な視力低下を生じます。治療はメチルプレドニンの大量療法が用いられますが、反応が乏しい場合は血漿交換療法、免疫抑制薬や大量ガンマグロブリン治療が応用されます。いったん改善しても再発の可能性が高く、副腎ステロイドなどによる維持治療が必要になります。
(3)虚血性視神経症
特発性視神経炎と並んで視神経症の二大疾患といわれる、視神経の栄養を与える血管に循環障害が起こる病気です。身体のほかの部位の循環障害(例えば脳梗塞や心筋梗塞)と同じように、多くは高齢者の片眼に、ある日ある時間に突然視力低下や視野欠損が起こるのが特徴です。ただし、一気に視力が下がる場合と、発症時より数日後のほうが悪化する場合とがあります。視野は中心暗点や、水平半盲(下半分あるいは上半分の視野欠損)がよくみられます。ほとんどの場合は、高血圧、糖尿病、高脂血症、心疾患、血液疾患などの全身の危険因子が存在しますが、比較的若年者で生じたものは、視神経乳頭が生まれつき小さいなどの眼局所の危険因子が存在することもあります。まれですが、側頭動脈炎などの一種の膠原病が原因となったり、大きな開腹手術などで、長時間全身の循環が悪くなった場合に出現することもあります。一方、循環不全が急に起こらず、徐々に進んだ場合には、視力・視野障害が少しずつ進行するので、緑内障との見分けが大切になります。
(4)圧迫性視神経症
視神経は眼球の後端から約30 mmのところで視神経管を経て頭蓋内に入り、間もなく視交叉という左右の視神経が集合する部位で50%は交叉し、50%は交叉せずに、視索を経て脳に入ります。この途中で、腫瘍などに圧迫されると、視神経が徐々に障害されて視力や視野の障害が起こります。多くは脳外科的治療が必要です。
(5)外傷性視神経症
落下事故、交通事故などで前額部(特に眉毛の外側に近い部位)を強打した場合に、片側の視神経管内の視神経が挫滅して、視力・視野障害が起こることがあります。受傷早期(通常24時間以内)であれば、副腎ステロイドの大量投与が試みられます。視神経管開放手術については議論があります。
(6)中毒性視神経症
薬物のうち、比較的長期投与において視神経を障害しうるものがあります。抗結核薬(エタンブトールなど)が有名ですが、抗生物質や抗癌薬の一部などかなりの薬物で中毒性視神経症が報告されています。新薬でまだ報告のないものもありうるので、薬物投与中に視力・視野障害が出現したら、医師に申告する必要があります。医薬品以外では、各種シンナー(トルエン、メチルアルコールなど)、農薬などで視神経障害が出現することがあります。疑いのある薬物の減量・中止が治療の基本です。
(7)遺伝性視神経症
レーベル病と優性遺伝性視神経萎縮が、遺伝性視神経症で比較的よくみられるものです。前者は10代から40代までに発症する場合が多く、両眼(左右眼発症に数日から数か月の時間差のある症例も少なくありません)の中心部分(見ようとするところ)の視力低下で発症します。男性に多く、母系遺伝です。はじめは視神経炎と間違えられることが多いですが、血液をサンプルとして、ミトコンドリアDNAの変異の有無をみて診断できるようになりました。両眼とも0.1以下になる例が大半ですが、周辺の視野は正常で、まれにかなりの改善が特に若い時期に発症した場合にみられることがあります。後者は小学生ごろから多少両眼の視力の低下がみられるものの、通常は著しい低下になりません。どちらの疾患も、まだ、遺伝子レベルの治療はできず、治療法は確立していません。
(8)その他
その他の原因として、副鼻腔手術後、時を経て嚢腫ができて視神経を侵す「鼻性視神経症」と呼ばれるものや、最近は少ないですがビタミンB群などの欠乏による「栄養欠乏性視神経症」もあります。ただ、今なお、視神経症の10~20%は原因の分からないものがあるとされ、また眼底に異常の認められない網膜疾患の場合もあり、医学的診断は視神経症に関する限り、まだ万能とはいえません。