不眠症

不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。

不眠の原因はストレス・こころやからだの病気・クスリの副作用などさまざまで、原因に応じた対処が必要です。

不眠が続くと不眠恐怖が生じ、緊張や睡眠状態へのこだわりのために、なおさら不眠が悪化するという悪循環に陥ります。

家庭での不眠対処で効果が出ないときは当院へご相談下さい。

睡眠について

普段の睡眠ではレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しながら脳や身体の疲労とストレスを回復しています。

レム睡眠は身体の疲労回復、ノンレム睡眠は脳の疲労を回復する役割がそれぞれにあり、その両者がバランス良く睡眠が取れることで私たちは日々の生活を送れています。

しかし、ナルコレプシーは、レム睡眠のタイミングとコントロールに異常が起こる病気です。

その為、眠りが浅い状態が続くことで「鮮明な夢を頻繁に見る」「筋緊張が低下し、力が入らなくなる」「睡眠麻痺(金縛り)」などといった症状が起こり、脳の回復が出来ないまま日中を過ごすため、集中力がない状態が続いたり、酷い眠りに襲われたりします。

不眠症の診断について

1. 長期間にわたり夜間の不眠が続き

2. 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下したとき

一般的に不眠症と診断をうけます。

多くの方は「眠ろうとしてもどうしても眠れない」という不眠体験をもっています。

心配事がある時・試験前日・旅行先などさまざまな原因がありますが、通常は数日から数週のうちにまた眠れるようになります。

しかし時には不眠が改善せず1ヶ月以上にわたって続く場合があります。不眠が続くと日中にさまざまな不調が出現するようになります。

倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など多岐に日常生活で障害が出てくることが不眠症の特徴です。

不眠のタイプ

不眠症は4つのタイプに分けられます。

入眠障害:寝つきの悪い

中途覚醒:眠りが浅く途中で何度も目が覚める

早朝覚醒:早朝に目が覚めてしまう

熟眠障害:ある程度眠ってもぐっすり眠れたという満足感(休養感)が得られない

 

ストレス ストレスと緊張はやすらかな眠りを妨げます。緊張が続いた状態ですと身体のスイッチが切り替えることが出来ずに眠りにくくなる
からだの病気 高血圧や心臓病(胸苦しさ)・呼吸器疾患(咳・発作)・腎臓病・前立腺肥大(頻尿)・糖尿病・関節リウマチ(痛み)・アレルギー疾患(かゆみ)・脳出血や脳梗塞などさまざまなからだの病気で不眠が生じます。また睡眠時無呼吸症候群やムズムズ脚症候群(レストレスレッグス症候群)など、睡眠に伴って呼吸異常や四肢の異常運動が出現するために睡眠が妨げられる場合も珍しくありません。
不眠そのものより背後にある病気の治療が先決です。原因となっている症状がとれれば、不眠はおのずと消失します。
こころの病気 多くのこころの病気は不眠を伴います。近年は、うつ病にかかる人が増えています。単なる不眠だと思っていたら実はうつ病だったというケースも少なくありません。
薬や刺激物 治療薬が不眠をもたらすこともあります。睡眠を妨げる薬としては降圧剤・甲状腺製剤・抗がん剤などが挙げられます。また抗ヒスタミン薬では日中の眠気が出ます。コーヒー・紅茶などに含まれるカフェイン、たばこに含まれるニコチンなどには覚醒作用があり、安眠を妨げます。カフェインには利尿作用もあり、トイレ覚醒も増えます。
生活リズムの乱れ 交替制勤務や時差などによって体内リズムが乱れると不眠を招きます。現代は24時間社会といわれるほどで昼と夜の区別がなくなってきていますから、どうしても睡眠リズムが狂いがちです。
環境 騒音や光が気になって眠れないケースもみられます。また寝室の温度や湿度が適切でないと安眠できません。

現在の病院(西洋医学)

現在、不眠症に対する睡眠薬の特徴としては大きく分けて2種類あります。

しかし、一般的な睡眠薬は中には依存性が強く薬から離れれなくなります。

①に関しては脳の機能を低下させる目的しか無く、睡眠効果は薄いと言われております。

①不眠による脳の興奮を低下することで脳の機能を低下させる薬

  • ベンゾジアゼピン系
    超短時間型:ハルシオン
    短時間型:レンドルミン・エバミール/ロラメット・リスミー・デパス・サイレース/ロヒブノール
    中間型:ユーロジン・ベンザリン/ネルボン
    長時間型:ドラール

ハルシオン、レンドルミンは飲むとすぐに効果を実感できます。

しかし、これらの超短時間型、短時間型のものは依存性がつきやすく、離脱症状が出現しやすいです。

離脱症状とは、薬を減らすと不眠が強まってしまい、睡眠薬はやめられなくなってしまうことです。

中間型のベンザリン、ユーロジンと長時間型のドラールはこのような離脱症状は比較的起こしにくいとされています。

筋肉の緊張が緩み、(筋弛緩作用)ふらつき、転倒などがあらわれやすくなります。

長時間型のものは、持ち越し効果が出やすいです。持ち越し効果とは、翌朝まで眠気が続いてしまうことです。

  • 非ベンゾジアゼピン系
    超短時間型:マイスリー・アモバン・ルネスタ
  • バルビツール酸系:ラボナ・イソミタール
    ※バルビツール酸系は古いお薬で安全性が低く、使われることは稀。

 

ベンゾジアゼピン系より筋弛緩作用が少なく、また依存性も低く、安全性が高いです。

しかしマイスリーは安易に処方されることが多く、乱用され、依存が強く出てしまうことがあります。

非ベンゾジアゼピン系は効果がマイルドで、頑固な不眠には効果がみられないことがあります。

高齢者に対しては、ふらつきの少ない非ベンゾジアゼピン系か、下記のロゼレム、ベルソムラなどの薬を処方されるケースが多いです。

 

②自然な眠気を強める

  • メラトニン受容体作動薬:ロゼレム・メラトベ

筋弛緩作用や依存性がないため安全性が高いです。しかし効果は若干弱く、速効性はありません。

  • オレキシン受容体拮抗薬:ベルソムラ・デエビゴ

ロゼレムより効果の実感が早く、服用開始から比較的早期に効果が出始めます。中途覚醒や早朝覚醒に効果があるが、

入眠作用も強引さはないがある程度効果を期待することができます。

しかし時に翌朝に眠気や倦怠感が残ってしまったり、悪夢をみることがあります。

 

ナルコレプシーとは

日中の過度の眠気、起きている時間帯に自分では制御できない眠気が繰り返される睡眠障害や身体の力が突然抜けてしまう情動脱力発作を症状とした病気のことです。

余命などに関わることはありませんが、突然の眠気や脱力が起きてしまい、生活や仕事に支障を来たし、自動車事故やその他事故のリスクが多く考えられます。

睡眠について

普段の睡眠ではレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しながら脳や身体の疲労とストレスを回復しています。

レム睡眠は身体の疲労回復、ノンレム睡眠は脳の疲労を回復する役割がそれぞれにあり、その両者がバランス良く睡眠が取れることで私たちは日々の生活を送れています。

しかし、ナルコレプシーは、レム睡眠のタイミングとコントロールに異常が起こる病気です。

その為、眠りが浅い状態が続くことで「鮮明な夢を頻繁に見る」「筋緊張が低下し、力が入らなくなる」「睡眠麻痺(金縛り)」などといった症状が起こり、脳の回復が出来ないまま日中を過ごすため、集中力がない状態が続いたり、酷い眠りに襲われたりします。

 

 

ナルコレプシーとは

日中の過度の眠気、起きている時間帯に自分では制御できない眠気が繰り返される睡眠障害や身体の力が突然抜けてしまう情動脱力発作を症状とした病気のことです。

余命などに関わることはありませんが、突然の眠気や脱力が起きてしまい、生活や仕事に支障を来たし、自動車事故やその他事故のリスクが多く考えられます。

ナルコレプシーの原因

ナルコレプシーの原因は脳内から分泌される「オレキシン」という神経伝達物質(ホルモン)の分泌量が減少したことにより、睡眠障害が起きてしまします。

オレキシンは、脳の視床下部という場所から分泌されています。分泌されたオレキシンを、脳のさまざまな場所にある受容体が受け取ると、脳が覚醒した状態となります。
反対にオレキシンの分泌が減少すると、受容体にオレキシンが届く量が減り、脳が睡眠状態へと促されます。このようにオレキシンの分泌量によって覚醒と睡眠がコントロールされています。

健康な人の場合は通常、日中はオレキシンが分泌され覚醒していますが、ナルコレプシー患者の場合、何らかの原因でオレキシンが分泌されなくなったり、不足してしまったりするため、強烈な眠気などの症状が起こってしまうのです。

ナルコレプシーの症状

日中の過度の眠気

多くの場合は睡眠を充分に取っていても眠気が取れません。

時刻を問わず前触れがなく突然、コントロールできない眠気(睡眠発作)に襲われます。

頻度:発作は1日に何回も起こることもあれば、2・3回しか起こらない日もあります。

発作時間:睡眠発作は通常2~3分以下ですが、長い時は数時間酷い眠気に襲われることがあります。

夜の睡眠は覚醒と鮮明な怖い夢を見ることで中断されることが多いです。

情動脱力発作

日中起きている時に

様々な感情(怒る、笑う、泣く、悲しむ、驚くなどで)が引き金となって意識はそのままで突然筋力低下が起きてしまう。

症状としては、突然腰や膝の力が入らなくなり、地面に倒れたり、持っている物を落としたりする。顎が垂れ下がり、顔の筋肉が引きつり、目を閉じたり話の内容が不明瞭となります。

睡眠麻痺

いわゆる「金縛り」の状態になることが多くあります。

自分の意識とは別に身体が動かせなくなり、恐怖状態に陥ることが多いです。

ナルコレプシーの検査

①睡眠ポリグラフ検査(ポリソムノグラフィー)

現在は、脳波、筋電図、心電図、鼻の空気の流れ、酸素飽和度、胸・脚の動きなどをひと晩で調べるのが一般的です。これは、さまざまな夜の睡眠障害がないことを確認するために行います。睡眠の状態を脳波と目の動きで判定するのは、覚醒度が脳波の波の形(周波数)と相関しているからです。

②睡眠潜時反復テスト(MSLT)

①の検査を行った翌日の昼間に動揺の検査を数時間おきに20分~30分ずつ繰り返すものです。

①、②の検査を行うことでナルコレプシーに特徴的な睡眠のパターンを持っているかどうかを調べることが出来ます。この結果と症状の特徴から診断することになります。

現在の病院(西洋医学)でのナルコレプシーの治療

現在の病院ではナルコレプシーの根本的な治療は確立されておりません。

現在の治療は主に薬物療法が主流となっていて、投与する薬剤は症状毎に使い分けられております。

但し、それらの薬剤にはそれぞれ副作用があり頭痛、発汗、食欲減退、便秘や排尿障害あるいは肝障害が起こることがあります。

長期間に渡る服用で薬剤に対する慣れや依存のはじまりのような状態が生じることがあります。

日中の過度の眠気に対して

リタリン(塩酸メチルフェニデート)、ベタナミン(ぺモリン)などの精神賦活剤が処方されてます。ただし、これらの薬を夕方以降に服用すると夜間中の睡眠障害になる恐れがあります。

情動性脱力発作・睡眠麻痺に対して

アナフラニール(クロミプラミン)、トフラニール(イミプラミン)などの三環系抗うつ剤を処方し、症状を抑えて行きます。

当院(現代中国医学)でのナルコレプシーの原因

➊脳内血流不足:脳内の血流が不足している為、睡眠中枢や細胞に栄養が供給されずオレキシンの分泌量が減少してしまう

➋自律神経の乱れ:過度なストレスや疲労により脳の細胞が興奮状態が続いたことで脳の神経細胞が損傷されてオレキシンの分泌量が減少してしまう

当院(現代中医学)でのナルコレプシーに対する治療

鍼灸治療

頭鍼:脳細胞、脳の神経回路の再生・活性化に有効なツボ処方と刺鍼方法で鍼の効能を最大限に発揮出来るように1人1人に合わせたオーダーメイドの治療方法となっております。

電気鍼:適切なツボに対して更に電気の刺激を継続的に加えることで再生・活性化を促進することが出来ます。電気の刺激は患者様に最適な刺激量を調節出来るので痛みや怖さは全くありません。

全身鍼:それぞれツボの働きを最大限に利用し、身体の本質を改善して自分自身の治す力を促します。

飲む漢方治療

一人一人の症状や病気の重さに合わせて脳細胞・神経回路の再生・活性化を促進する為の漢方薬をオーダーメイドで作ることが出来ます。