片麻痺・半身不随とは

事故などによる頭部外傷や、脳出血による脳血管障害、脳腫瘍によって脳の中の運動機能を命令している場所がダメージを受け、運動にかかわる神経が妨げられて片側の手足に麻痺が起こる状態です。ダメージを受けた脳とは左右逆側(左脳の場合は右半身、右脳の場合は左半身)の手足に麻痺が出現します。麻痺の程度は、軽度のものから重度のものまでさまざまです。軽度であれば完全に麻痺が回復する場合や機能的に問題がなくなる場合もありますが、さまざまの程度の麻痺を残す場合があり、下肢の麻痺の場合は歩行につえや歩行器を使ったり、筋力を維持するための装具を要したり、移動に車いすを必要する場合などがあります。

日本での取り組みは遅れている現状

日本は中国もちろん、イギリス、ドイツ、イタリアに比べても鍼灸治療の医療への活用が遅れをとっています。日本の医療の現在地をみると、鍼灸への偏見や無理解がまだ残っていることもあり、日本の鍼灸は癒しや肩こり首コリをほどくの手段であって、治療手段としてないのが現状なのです。

リハビリと鍼灸の違い

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症例紹介 半身不随(片麻痺) 英治様

 左:野上鍼灸師 中央:英治様 右:盧華院長、当院鍼灸室にて

高血圧20年。三年前に脳出血を起こし、生活に支障がない軽い麻痺残ったままで、その半年後二度目の脳出血を発症。病院に入院治療を受ける。退院後リハビリ専門病院に入院、半年間リハビリしましたが片麻痺(半身麻痺)は変わらず、看護師の娘さんは当院のHPをご覧になって、当院の治療を受けると決心しご来院。遠方だったため当院の近くに引っ越され治療を開始。

ご来院時:車いすでご来院

片麻痺:右半身不随、右半身の完全運動麻痺と完全感覚麻痺。寝返るもできない、お食事歯磨き等もできない、身の回りのことは全部奥様が介護していた。

手の指を含む右上腕は全く動かない、指は硬くなり曲がった状態になり、感覚も全くないです。上腕は全く動かすことができない為、重力に負けて右肩関節は脱臼。右半身は汗でない為体中に熱がこもり、夜寝れない。

運動性失語症、精神的にも不安定で悲観的で怒りっぽく、悲しくなりやすいで泣いたりする。

当院の現代中国医学治療開始:

以下は治療経過の写真です。(ご来院時は精神状態不安定の為、完全麻痺状態の写真はありません)当院の治療進むにつれて、運動麻痺と感覚麻痺は段々良くなり、下記の写真のように上腕と下肢は動きやすくなり、手と足が高く上がっり、動く範囲は大きくなった為、寝返り、おトイレ等もご自身でできるようになり、奥様は介護から解放され、大変喜んでいました。

 
当院の治療受け半年後:全く動かなかった腕も自分でご飯を食べられる、歯磨きもできる程に回復し、脱臼も治り、手足の感覚も回復しました。全く動かない下肢も京橋の駅から当院まで(約1㎞)ご自分で歩いてこれるようにもなった為、ご本人を含むご家族全員この結果に満足し、当院の治療終了。

英治様は受けた当院のオリジナル治療は以下の内容で構成されています: