甲状腺とは?

甲状腺は喉ぼとけの下にあり蝶のような形をした器官です。(下図参照)主な役割として甲状腺ホルモンを作ることで新陳代謝や内臓の活動をコントロールしています。

甲状腺ホルモンが出るまでの流れ

甲状腺ホルモンを出すためにはいくつかの順序があります。

①身体に甲状腺ホルモンが足りないと脳の『視床下部』という部分が検知して、指示を送ります。

②脳にある『下垂体』という部分から甲状腺刺激ホルモン(甲状腺にホルモンを出す指示をするホルモン)を出します。

③下垂体から指示を受けた甲状腺が甲状腺ホルモンを出します。

④ 出過ぎた甲状腺ホルモンは甲状腺から脳へ抑えるように指示を送って抑制します。

甲状腺ホルモンの役割

甲状腺ホルモンの役割は体内でエネルギーをスムーズに作れるように指示を出すホルモンです。甲状腺ホルモンが少ないとエネルギーが作れなくなり元気が無くなってしまいます。

逆に多すぎるとエネルギーを作るための栄養が必要となり、身体に異変が起こります。