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筋萎縮性側索硬化症(ALS)

何らかの原因で筋肉を支配している神経細胞が壊れて筋肉に命令を送れず、それにより全身の筋肉が萎縮する病気です。

筋肉の萎縮により

・足:歩行や立つ姿勢を維持出来なくなる

・手や腕の筋肉萎縮により箸を持つ・握る・手すりに頼ることが出来なくなる。

・舌や喉の筋肉の萎縮でしゃべりにくい、声が出せない(構音障害)・飲み込みにくい(嚥下障害)・呼吸ができなくなる(呼吸不全)といった症状が見られます。

障害を受けるのは筋肉自身ではなく筋肉を動かす為の神経細胞が障害される為、その細胞とは関係のない感覚障害・排尿障害・眼球運動では障害は見られません。

西洋医学での初期症状では検査をしても異常が発見されない事が多く、確定診断にも時間を要する為、経過観察しかありません。
診断されてから(進行してからの治療では大変遅いため、経過観察中・疑いありの時から治療を行うことが最善であると言えます。
治療なしの症例の約半数が発症5年以内に呼吸筋の麻痺を起こし、人工呼吸器になってしまいます。

ALSの原因

ALSの原因はまだわかっていません。いくつかの仮説が挙げられており、そのなかの一つ「グルタミン酸過剰説」を説明します。

グルタミン酸は神経を介して脳からの命令を他の脳の部位や筋肉に伝える役割があります。しかし、そのグルタミン酸が何らかの原因で調節が出来なくなり、過剰となったグルタミン酸により神経細胞が死滅するのではないかと考えられています。

グルタミン酸とは本来、脳からの指令を各場所へ送る伝達役として働いてます。グルタミン酸が正常に必要なだけ出続けることで、脳内のネットワークが強固となり学習・記憶・運動の調節といった人間の身体にしか備わっていない大事な機能を作っています。

しかし、グルタミン酸が過剰に出続けてしまうと神経細胞への刺激が強すぎてしまい神経細胞が死んでしまいます。

ALSは脳から筋肉へ伝える神経細胞が死んでしまうことで身体を動かすことが出来なくなり、筋肉が動かせなくなるのではないかと考えられています。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対する当治療院での治療法

①脳内で進行している神経細胞の死滅を抑止することで病気の進行を止める。

②死滅した神経細胞の再生を促し、脳内の新たなネットワークを形成させることで運動機能を回復させる。:頭鍼(脳からの運動神経伝達に対して)、脊髄神経回復鍼

③筋力低下・筋委縮の回復:筋肉活性鍼 運動鍼(筋肉低下・萎縮に対して鍼と電気通電を行う方法)項鍼(嚥下障害に対しての鍼)

④全身治療:経絡・経穴(ツボ)を用いて、長年臨床経験で得た当院独自の組み合わせ配穴により身体の機能、回復力、治癒力を促進します。

・漢方外用法(鍼灸治療との併用で効果を上げていきます)

・飲む漢方薬(当院オリジナル):1人1人患者様の症状や状態に合わせたオーダーメイドの漢方薬です。

進行を遅らせる・神経を回復させるため、早期の治療が大切です。一度ご相談ください。

筋萎縮性側索硬化症 症例紹介 40代女性 山内様

写真は当院へ送られた山内様からのメッセージ本文になります。

『○○です。

お世話になっております。

昨日経過観察のため病院に行きました。

結果は前回(2か月前)と変わりないとのこと。動きにくくなったという自覚症状はあるもののデータをご覧の通り筋肉量は漢方の治療を受けてから微減です。

嚥下、肺機能も低下はないとのことで安心しました。

体幹と比べるとやはり腕の筋肉量が少ないのが気になるところです。

以上ご報告まで』

山内様は病院で筋萎縮性側索硬化症と診断されました。

嚥下障害、発語障害、足に力が入りにくく歩行困難、腕が上にあげることができない等の症状がありました。

ご本人様はご家族様と来院され、鍼治療と漢方薬治療を最も効果的に受けるための提案をすべてその通りに行われ、熱心に治療を受けられていました。

*初診時の様子*

嚥下障害

発語障害

筋肉量低下(足の太ももの力が入りにくい、腕を上にあげにくい)

*当院での治療*

鍼灸治療 運動障害を治すための鍼と特殊な電気のつなぎ方で治療

漢方治療 オーダーメイドの飲む漢方薬

先に鍼治療のみ行ってましたが後から漢方薬治療も始められました。

*治療効果*

この疾患は進行性の病気であるためまずは進行を止めることが大事です。

ご本人様は足の動きなどは少し動きにくくなったのではと自覚されご心配されておりましたが、病院受診の結果進行がほぼ止まっていることがわかりました。

来院当時は筋肉量の下がるスピードが0.8と早く、当院の治療を受け始めてからは0.2、今月は0.1という結果でした。

またこの検査で体重が増加しておりました。あくまで憶測ですが体重が増加していることで検査では計ることができない部分の筋肉量が上がっている可能性も考えられます。

まずは進行を止めてその後は今ある話にくさや動きにくさなどの改善を目指して治療の効果をより出すことが必要になります。

より改善するために鍼灸漢方治療を継続中です。

 

筋萎縮性側索硬化症 症例紹介 40代男性 伊内様

伊内様は筋萎縮性側索硬化症と診断されました。左手の握力低下、指で細かいものをつまんだり動かす動作が不安定。肩を上にあげる動作が困難になり日常生活でも支障が出てきました。

また痙攣が全身に起こっておりました。

今後進行性の病気であることと、治療法が特にないことなどから西洋医学以外の方法で何か治療法がないかと探されて当院での治療を開始しました。

*初診時の様子*

左手の握力低下

指の巧緻運動障害障害(指がうまく使えない)

両肩の挙上困難

全身 特に腕部分の痙攣

肩の痛み

*当院での治療*

鍼灸治療 運動障害を治すための鍼と特殊な電気のつなぎ方で治療

漢方治療 オーダーメイドの飲む漢方薬

*経過*

痙攣はほぼなくなり、握力が戻ってきました。

右手と左手の進行度合いが違うため左右の差はありますが全く力が入らないというような状態はなくなり数値にも現れました。

握力 右→39  左→17

また肩の痛みは消失しました。

指の動きが悪く、Oの文字を指で作ることができませんでしたが、それもできるようになりました。

これから更なる改善と進行を止めることを目標に治療を継続される予定です。

 

また現役でお仕事をされておりますので写真をこちらにのせることはご遠慮されました。

ALS 疑い(真性球麻痺)症例 70代男性 江田様

江田様は嚥下障害の症状があり病院を受診しましたが消化器科で逆流性食道炎と診断され、リハビリを勧められました。

リハビリをしてもこの症状は治らないと感じたため、違う病院を受診されましたが真性球麻痺と診断されました。こちらの病院でもリハビリをしておりましたが、症状の改善にはならずご来院されました。

ALSという診断をされたわけではありません。

*初診時の様子*

嚥下障害(自分の唾液を飲み込むことが出来ない)

首を持ち上げて保持することが出来ない

 

*当院での治療*

鍼灸治療 

煎じて飲む漢方薬

 

*症状の変化*

改善されることなかった嚥下障害も改善され、今までは唾液を飲み込むことが出来ませんでしたが少しずつ嚥下が可能になりました。

また座った状態で首を持ち上げておくことが出来ず、前にうなだれてしまっていましたがそれも改善されました。

現在江田様は仕事をしているため写真をホームページに載せることは難しく、症状と治療効果についてのご紹介となります。

 

ALS治癒症例の紹介 50代女性 裕子さま

裕子さま(中)・片岡鍼灸師・院長盧 華・当院待合室にて  P1020881

1年前から両上肢に力が入らない、徐々に進行し、指の細かな動作もし難くなり、その後、両手の脱力感が強くなり、上腕と肩関節周囲の筋肉が萎縮し、両上肢が上がることは困難になりました。当院の治療を始めた頃は漢方薬を煎じる時土瓶を持ち上げることは出来ない。下肢にも脱力感と筋肉のビクつきと呼吸困難と吞み込み難いも出ました。筋萎縮側索硬化症を発症してから、近い内に「歩けない、動けない、食事できない、呼吸できない」と様々な心配や症状に悩み、どうしても治りたいという強い希望で当院のHPを見つけご来院。
当院で「現代中国医学ALS特化治療法」を受け、脱力感がかなり減り、3ヶ月からは徐々に両上肢が正常の状態に戻り、足の症状と呼吸困難と吞み込み難いもなくなりました。 現在、再発はありません。

 

筋萎縮性側索硬化症 症例紹介 50代男性 長屋様

徐々に筋力が低下して、杖がないと歩くのが困難になっていった。

ネットで当院を見つけご来院。

歩行困難・ふらつき・つま先の腫れ・うまくしゃべれない・手に力が入らない等の症状があり、助けがないと生活出来なかったが、当院の治療をしてお喜びのメールを頂きました。

以下はメール文の一部です↓

治療を行って頂いた次の日とその次の日はつま先の腫れは少し治まり、ふらつきも多少良くなりました。

治療後:杖を使わずに、25分(歩く)、5分休憩、30分(歩く)、全体で約1時間歩くことが出来ました。

続けて、よろしくお願い致します。

※写真は本人の意向により掲載しておりません。

現在、治療継続中。

筋萎縮性側索硬化症の疑い 症例紹介 50代男性 佐様

治療前は杖を使わなければ歩けず、徐々に足に力が入らなくなっていき、このまま全身動かなくなってしまったら仕事も出来なくなってしまうと絶望していた。

ネットで当院を見つけてご来院。

普段は海外で仕事をしているので日本にいる間に集中的に治療を開始。

徐々に足が動きやすくなっていくのを感じ、全身が軽くなったようだった。

治る兆しが見えて来てとても喜ばれている。

現在、治療継続中。

※本人の意向で写真は掲載しておりません。

筋萎縮性側索硬化症 症例紹介 70代女性 百代様

去年2月から喋りにくさをを感じ両手も握りにくさや持ってる物を落としやすくなり、脳神経内科にて検査をするも異常は見られませんでした。

どこの病院に行っても原因不明で日赤病院にて「ALS」と診断されました。

病院にて治験を受けるも一向に改善が見られず、喋りにくさは日に日に増すばかりでした。

心配し兼ねたご家族がインターネットで当院のHPを見つけて来院。

当院での治療

・鍼灸治療(頭鍼、項鍼、筋肉活性鍼、運動鍼、脊髄神経再生鍼、経絡経穴配穴)

・当院オリジナル飲む漢方

治療を続けて、現在では握力や腕の力が治療前に比べて入るようになり、物を落とすことも少なくなりました。

病院での検査にて進行が止まっていると医師が驚いてたとご本人からお喜びのご報告を頂きました。

現在も完治を目指し、治療継続中

筋萎縮性側索硬化症 症例紹介 70代男性 トキノブ様

足が上がりづらくなり、病院にて検査をした結果、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断を受けました。

次第に筋肉の痩せが目立つようになり、杖が無いと歩行は完全に出来なくなりました。お茶碗やカバンを持つ握力も少しずつ無くなって来て日常生活での支障も出るようになってきました。

病院では治療法は無く、治験を勧められましたが副作用があるかもしれないと説明を受けて治験をしませんでした。

他に治療法は無いか探していたところ同じ大阪市内の当院のホームページを見つけました。

以前にも鍼灸治療を受けた経験があった為、問い合わせたところ、「当院の治療は進行を止めるだけでは無く、病気が治った人が何人もおられます。」と説明を受けて治療することを決意。病気が進行し、少しでも早く治したかったので毎日通院することに。

治療前の症状

上肢(腕):握力の低下、腕が上げにくい、腕を上げた位置から維持できない

下肢(足):筋肉の痩せ、力の入りにくさ、足が上がらず良く躓く、杖があっても左右のバランスが取れずに歩く時に不安定。誰かに手を引いてもらわないと歩行出来ない。

腹部:臍の上から鳩尾の間が帯状に締め付けられるような感覚が有り、特にお腹に強く痛みを感じる、お腹に力が入らず便秘が多い

 

当院での治療

・鍼灸治療(頭鍼、項鍼、筋肉活性鍼、運動鍼、脊髄神経再生鍼、経絡経穴配穴)

・当院オリジナル飲む漢方

 

治療を続けて行く中で、歩行が少しづつ楽になるのが実感出来て、歩く速度も速くなって行きました。

お手洗いに行く際もスタッフが手を引かないと歩けませんでしたが、手に掛かる重力が徐々に軽くなっていくのが分かりました。

現在では1人で治療に来れるぐらいにまで足の力が入るようになり、歩けています。

お腹の締め付けも今では感じることは無く痛みも完全に消えました。

ご本人も大変喜ばれており、お仕事や旅行へも行けるようになりました。

現在も更なる改善、完治を目指して治療を継続しています。