福山型先天性筋ジストロフィー患者様の鍼灸体験談

生後半年が経過し、頚がずっと座らない為病院にて検査をしたところ、血中CKが5000と異常に高くその後、MRIでも脳の一部の発達が遅いことも確認され、医師からは福山型先天性筋ジストロフィーと診断を受けました。

医師からの病気の説明はあったものの根本的な治療法は無く、定期的に診察に来てくださいとしか言われませんでした。

ご両親が何とかして何か治療法は無いか探していたところ当院のホームぺージを見つけ、同じ病気の患者様が完治または、良くなっている様子を見て連絡をし治療を始めました。

治療前の状態(生後8か月)

手足の動作が少ない(腕も肩の高さまで挙げることが出来ない、握力が弱く腕を持ち上げると手首が垂れ下がってしまう。)

声が出しにくく、ミルクを飲むのも30分以上掛かるときもある。

頚が座らず寝ている時も右側しか向けていない。

九州からご来院し、30回の集中治療を行いました。

治療後の状態

手足の動作が増えて足をバタバタ動かすようになり、両腕を頭まで挙げることが出来ました。

握力も強くなり、ゆっくりですがおもちゃを持ち替えることも出来るようになりました。

声も良く出るようになり、ミルクを飲む時間が早くなったとお母さんが驚いていました。

息子の様々な変化への驚きと今後の治療による更なる期待で今回の集中治療を終了されました。

来月の検査前に集中治療で更に良くなって病院の先生を驚かせたいと意気込んでおられました。

ご家族の期待に応えれるようにスタッフ一同全力で治療させて頂きます。