岡田先生

・2020年鍼灸師免許取得、2020年4月から現在研修中。

岡田先生の研修感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。

私は鍼灸の学校を卒業後、中医学で根本から治す治療法を一から身につけたく就職先を探していたところ、大龍江中国医学センターのホームページを見つけ、一度見学させて頂くことになりました。そこで、教科書や机上でしか学んだことのない難病の患者さんが多く来院されているのを目の当たりにしました。国家試験のための勉強と実際の治療の現場はレベルが違うこと、今の自分ではまだまだ至らないことを痛感しました。そしてここで経験を積み技術、知識、自分の成長へと繫げていきたいと思いました。研修では学ぶことが多く、患者さんもたくさん来院されるので日々奮闘していますが、その分多くの症例、患者さん一人一人に合わせた治療法、治癒の過程を実際に間近でみることが出来ます。今はまだ研修がはじまったばかりですが、この研修の期間でひとつでも多くのことを吸収し成長していけるように励んでいいきます。

豆田先生

・2017年鍼灸師免許取得、2018年4月から現在研修中
豆田先生の研修感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。
自分は学生時代から整骨院でアルバイトをしていました。
整骨院での業務になにか物足りなさを感じていました。
そんなときに当院のホームページをみて1日見学させてもらい、衝撃を受けました。なぜならほとんどが実際に見たことのない難病の患者さんばかりだったからです。
ALS,トゥレット症候群、顔面神経麻痺、脊髄小脳変性症、視神経炎、腎不全、筋ジストロフィー、潰瘍性大腸炎、骨髄異形成症候群など、他にもたくさんの疾患の患者さんが来られています。
こんな鍼灸院は他に無いです。
研修生になって半年程ですが1番印象に残っているのが、重度の顔面神経麻痺の患者さんです。初めの検査で筋電位が0で回復の見込みは無いと言われてましたが、鍼灸と漢方でほとんど治られました。
病院で再度受診された際にはドクターもびっくりされたそうです。治療するたびに表情が明るくなっていくのが嬉しくてたまりませんでした。こんな体験ができて本当に幸せです。
これからも「最後の砦」のような治療家になれるよう研修に励んでいきます。

道端先生

・2014年鍼灸師免許取得、2018年1月から現在研修中
道端先生の研修感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。

私は京都で開業している鍼灸師ですが、2018年1月から現在まで大龍江中国医学センターで研修させていただいています。
研修させていただこうと思ったきっかけは、学生の時から中国への短期研修に参加したことから中国鍼や中医学に対する興味が湧き、開業しながら自分の治療をさらに昇華させ治療の幅を広げたいと思ったからです。
私はいままで大学内での診療と病院での診療経験しかなく、いわゆる教科書通りの治療を基本としていましたため治す治療よりも悪化させない治療をしていましたが、大龍江中国医学センターでは「治す治療」を行っており、今までの自分の治療の概念を覆されました。
中国への短期研修では治療院の詳細な部分は見れず、理論も勉強会形式なので大龍江中国医学センターのような実地経験型の研修はスキルアップにっ突厥していると思います。患者様は三者三様で本当に数多くの疾患を鍼灸と漢方で治療している姿を間近で見ることができ、さらに自分もその治療をさせていただける事に感謝しています。
私は週に2回のみ研修させていただいているので、全員を把握しているわけではありませんが、治療院のスタッフはとても真摯に鍼灸治療を行っており、患者様に対してもそれぞれ良い対応をしているように思います。スタッフが豊富にいることで一人の苦手分野を複数人でカバーする形も出来上がっており充実しています。スタッフ間の仲も良く、私にとっては普段の一人治療院では無い刺激を受けることができ個人的には非常に良い刺激をもらっています。
今後も自身のスキルアップのために研修に尽力して行こうと思います。

坂田先生

・2012年 鍼灸師免許取得、2017年10月から現在研修中
坂田先生の研修感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。

福岡で美容系の鍼灸院を開業していました。
美容系で来院されても、そのお悩みの原因が心や内臓からきていることもあり、全身治療も合わせてしいていましたが、なかなか改善が難しかったり、私の治療法は合った治療法なのだろうかと思うことがありました。
また、脳梗塞の後遺症で苦しんでいる患者さんの訪問治療に伺っていましたが、鍼治療を怖がられ、鍉鍼(刺さない鍼)での治療に、最も私に鍼治療の効果を提案出来る力があれば受けて頂けるのにと、力不足を実感していました。
そんな中、一から勉強したいと思い、研修させていただけるところを探していたところ、偶然ホームページで知りお願いしました。
鍼灸師は、国家試験に受かっても、本格的に勉強できるところがほとんどありません。
まして、全国を探しても、難病治療に特化しているところは
他にありません。
実際、研修をさせて頂いて全国からいらっしゃる患者さんの多さ、院長先生の知識の
深さ、各疾患に対する治療法、そして結果を出せることに驚きの毎日です。
以前中医大学の先生に鍼灸師が100人いたら76人は別の仕事をしていると
聞いたことがあります。
それは、本格的に学ぶ機会がなかったこと・対応できる鍼灸師の力が無かったことが根底にあると思います。
私は本当に運良く大龍江中国医学センターと御縁を頂き、勉強させていただくことが
出来ました。
新しい環境に飛び込むのは大変な事ですが他では学ぶことが出来ません。
今治療に悩んでいる先生、難病治療に、結果がでる鍼灸に興味がある先生がいたら是非お勧めします。
新しい道が開けますよ。

桑原先生

・2017年鍼灸師免許取得 同年の4月から研修生なり、一年間の研修経て、2018年4月から採用され、2018年9月現在勤務中
桑原先生の研修感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。

学校の就職相談会で初めて盧 華 先生にお会いしました。
しっかりと私の話を聞いて下さり、また業務に関しても詳しく教えて頂きました。
鍼灸の方法はたくさんあり、自分は何がしたいのか、どのやり方が合うのか悩んでいるとお伝えすると、「多くの学生が同じ事を言うが、その考え方は間違っている。自分が何をしたいかではなく、患者さんが治る治療をしていかなければならない」とはっきりとおっしゃって頂き、目から鱗が落ちた気がしました。この瞬間、「盧 華 先生のもとで修行させて頂きたい」という思いが芽生えました。
まずは勉強会に来て下さいとのことでしたので、2016年12月の勉強会に参加させて頂きました。
現代中医学の勉強会は初めてでしたが、東洋医学と西洋医学両方の視点から、患者さんを早く治すにはどうすればよいかを考え、患者さんに合った治療法をカスタマイズしていくという、実践的かつ患者さんがまさに求める治療なのではないかと思いました。
盧 華 先生は難病や女性疾患を専門にされてらっしゃるとのことで、他の鍼灸院では体験することの出来ない貴重な臨床経験を積ませて頂けること、また、あらゆる疾患を治していく技術も磨いていけるのではないかと、先生のもとで修行したい思いが一層高まり、勉強会が終わった後、正式に研修生の申し込みをさせて頂きました。
あらゆる疾患を治せる鍼灸師を目指し、1年間研修生として精一杯頑張りたいと思います。

入江先生

・2017年 鍼灸師免許取得 同年の4月から研修生になり、一年間の研修経て、2018年4月から採用され、2018年9月現在勤務中
入江先生の研修感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。

私は鍼灸治療で需要が高い肩こり腰痛などをメインに将来仕事をしたいと考えていました。
確実な技術を身につけたいと思い就職先を探していたところ、ホームページで大龍江を見つけ気になって見学に行くことにしました。行ってみると赤ちゃんからお年寄りまで様々な疾患で来院されており、普通の治療院とレベルが違うとすぐ分かりました。
見学させて頂いた後院長から1の事をやりたいのなら他の治療院に行けばいいけど、ここは1から10までのことがそろっているから1でも2でも3でも何でも出来るようになると、お言葉を頂いてここなら確かな技術と知識が身につくと思い、大龍江に決めました。
まだ、スタートしたばかりですがいい刺激を受け充実した毎日を送っています。
佐久先生
・2016年 鍼灸師免許取得
 ・専門学校在学中の2013年から一度研修を受け
  免許取得後の2016年3月から1年間研修し修了
 佐久先生の感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。
P1030266
私は学生時代に研修させて頂いた事があり、卒業後は是非もう一度ここで研修させて頂きたいという思いから、この春より研修させて頂いています。学生時代は臨床の現場を見せて頂けるだけで貴重な体験でした。資格を取ってからは技術だけでなく自分で考え、工夫することを学び、さらには「なぜここに鍼をするのか?」「なぜこういう手技をするのか?」と治療の意味を考えながら行うことを学びました。
 臨床を通して、確かな技術を見聞きする事ができます。
 今はまだまだ勉強中ですが、少しずつでも成長していきたいと思っています。
小林先生
・2010年 鍼灸師免許取得 ・2014年6月から2016年12月に修了・現在開業されています
 小林先生の感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。
P1030239
私は研修生になって2年が経ちました。1年目はあっという間に過ぎまだまだ学べることが多いと思い延長しました。
 ここでは難病をはじめ整形疾患も見ることができ、他では経験できない鍼灸治療を学ぶことができます。練習することで鍼を打てるところも増えていき知識、技術、経験を得ることができ、治療する上での方法の引き出しがたくさん身に付きます。2年たった現在、まだまだ修行中ですが自信も少しずつ付いてきています。本当に来て良かったなと感じています。
平林先生
・2016年 鍼灸師免許取得  ・2016年4月より現在研修中
 平林先生の感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。
P1030300
僕は鍼灸の学校を卒業してすぐ研修に来させてもらいました。学校では学べない事を勉強することができます。鍼灸院で働くことが初めてだったので最初は慣れないことばかりでしたが、先輩の先生方が丁寧に教えてくださり、不安な事があれば何でも聞ける環境なので安心して研修できます。更にセミナーにも参加できるので座学の方も勉強になります。
 今はまだまだ何もできませんが研修が終わる頃には、鍼灸師として成長できていると思います。
川ノ上先生
・2012年 鍼灸師免許取得 ・2015年1月から2016年12月に修了
 川ノ上先生の感想を紹介します。ご参考になれば幸いです。
P1030199
私が当センターに研修に来たのは鍼灸師になって4年目の頃だったのですが、それまで中医学というものに対して学校で習う知識しかなかったし、中医学で病気が治った例を見たことがなく、半信半疑な思いがありました。ですが、大龍江では今までに習った治療法とは違う現代中医学という考え方で、現代医学をないがしろにせず、理にかなった選穴と刺激の入れ方で治療しています。学校で習った中医学とは違い、すごく納得できる治療法でした。更に難病や今まで出会った事のない病気の方々が多く来院され、自分の知識の少なさを実感し、様々な病気について深く追及するきっかけにもなりました。
 現在、研修に来て約1年半になるのですが、来る前と比べて病気の知識、鍼の技術が少しずつ身に付き、結果の出せる鍼灸治療に出会い、鍼灸を今まで以上に好きになれました。
野上先生
2013年3月から1年間の研修終了後、現在大龍江中国医学センターにて
 非常勤採用された野上先生の研修感想を紹介します。ご参考になれれば幸いです
 
長年、社会人として美容や健康にかかわる仕事をしてきたのですが、色々と自身や周りに起こる変化から想う事があり もう一歩踏み込んで‶治
 療〟に参加してみたいと考えるようになり鍼灸の勉強を始めました。鍼灸学生の間はとにかく知識をつけたくて、色々な本を読んだり、色々な勉強
 会に参加したりしましたが、内容を理解し納得は出来ても、治療につなげる現実感はなく応用方法もうまく結びつかず…資格は取っても‶治療〟で
 きるという自信が全く持てませんでした。やはり実際の臨床現場で体感して得るしかないと思いいくつかの治療院を見学に行ったのですが、ここに
 見学に来て、他で見た事もない様な治療光景を目の当たりにして本当にびっくりしました。そしてその治療の方法や意味をどうしても知りたいと思
 い研修を希望させて頂きました。
始めの一ヶ月は週に1日だけの研修でなかなか何も出来ず、1日がとても長く感じられ体力的にもきびしく感じました。2か月目からは週3日の研
 修になり少しずつ1日のルーティーンを覚える事で治療を見て色々考える余裕が出来て来ると楽しくなって来ました。手取り足取り教えてもらう研
 修ではありませんが、実際の治療を見て覚える事、考える事は沢山あります。見ても考えてもわからない事は院長に質問すると親切に細かくご返答
 頂けました。
1年間自分なりに中医学の勉強をしながら実際の治療に参加させて頂き、今まで本で読んだり教えて頂いたりしてバラバラに覚えていた事が点が線
 でつながる様にだんだん理解でき、応用して考える事が出来るようになって来ました。
まだまだ奥が深くわからない事もたくさんありますが、入った頃に比べると患者様とのコミュニケーションの方法や治療方法応用方法等色々勉強さ
 せて頂いたおかげで、しっかりと患者様と向き合って考える事が出来る様になったと思いますのでここで研修させていただけたことにとても感謝し
 ています。
今年の3月で1年間の研修が終了し、4月からは週2日ここで続けてお仕事をさせて頂く事になりまだまだ勉強しながら治療に関われる事を大変う
 れしく思っています。
 ここで働く以外の日は自分の治療所で治療を始めたのですが思いの外難しい症状の方や持病を持つ方も多く、ここで得た知識はとても必要なものば
 かりです。
困ったときは院長に相談させて頂くこともありますが、それについてもいつも親切に教えて下さいます。ここでの研修なしでは、自分の治療所は全
 く出来なかったと思うので続けて来て下さる患者様が増えるたび感謝の気持ちでいっぱいです。これからも日々勉強、初心忘れず、誠実に頑張りま
 す。
これから研修に来られる方へ
 同じ時間研修を受けても思いや心がけ次第で得る物の質や量は全く違ってくると思います。1日1日を大切に一緒にがんばりましょう!!
山村先生
・2014年4月鍼灸師免許取得 ・2014年4月鍼灸師免許取得
 ・専門学校在学中に2012年7月から2013年6月まで一年間研修を受け
 免許取得後の2014年4月から現在研修中
 ご参考になれれば幸いです。
 
研修生として大龍江中国医学センターに来ることになったきっかけは、実際に通っておられる患者さんからの薦めでした。
その頃は学生で、中医学に関する知識も、臨床経験もほとんどありませんでしたが、先生方に一から教わり、治療が行われている現場を間近で観
 て、患者さん方と実際に関わりを持ち、院長や他の先生方のアドバイスを聞いているうちに、中医学の知識、技術を身に付けることは難病に対応す
 る為には必要であると感じました。
研修は厳しく感じることもあるかもしれませんが、目的を持った先生方に囲まれ、真剣に鍼灸の勉強をしたいと考えておられる方には良い環境では
 ないでしょうか。しかし、いつも厳しい訳ではなく、休憩時間には和やかな雰囲気でメリハリがしっかりしています。
もちろん、中医学の勉強だけでなく実際に患者さんと接する機会が多々あるので、安心して治療を受けてもらえるようお声掛けを工夫したり、信頼
 関係を築くことの大切さなど、学べることは沢山あります。例えば鍼灸に対して患者さんが持っているイメージに、痛い、熱いというマイナスな物
 がありますが、そのあたりを上手く説明して患者さんに納得して頂いた上で治療を受けてもらう等のコミュニケーション能力です。
私自身、学校を卒業してすぐ他の治療院で働くことになり、不安もありましたが、大龍江中国医学センターでの経験があったお陰で患者さんを目の
 前にして自然に治療方針を決め、説明をして治療を行っています。
研修をお考えの学生の方、早くから鍼灸の臨床の現場を見られるということは学校の授業と同じく、良い経験になると思います。有資格者の先生
 方、治療に積極的に関わっていく上で知識、技術共に向上できる環境ですので、中医学を深く学びたい方には相応しい場だと思います。
私は資格を取得してからも、大龍江中国医学センターでの研修を続けています。今も知識、技術を磨きたいと思い頑張っています。
山本先生
・2013年4月鍼灸師免許取得 ・2013年4月鍼灸師免許取得
 2013年4月鍼灸師免許取得 ・2013年7月から一年間研修・現在開業されています
 ご参考になれれば幸いです。
 
 私が大龍江中国医学センターで研修させてほしいと思った理由は極めて単純で、中国鍼てどんなんだろう?という興味でした。
 難病と女性疾患と闘うためにはどういう鍼したら良いか、漢方はどう組み合わせるか知りたい、と思い研修をお願いしました。
研修での学びの中で病気や症状に合しての鍼の選穴も、筋をねらったり神経をねらったり脳の機能局在を利用したり、またツボの性質(穴性)やそ
 の組み合わせによってのより一層の効果など色々な観点からのアプローチが複合されていて、毎日が新しい事だらけです。例えば、子宮内膜症の鍼
 灸治療で、激しい生理痛がある時期に使う選穴配穴、電気バリのつなぎ方、手技と生理痛が治った後とは違うようにオーダメイド鍼灸治療に対する
 理解を深めました。院長先生指導の下で、研修中不妊症や女性疾患の治療にはよく参加させて頂きまして、多くの患者さんに喜んで頂きました。
 他にも耳鍼や漢方外用法と漢方座浴など様々な治療法を目の当たりにでき充実な一年間でした。
これからは、多くの患者さんに喜んで頂くように、大龍江中国医学センターで学んだことを活用していきたいと思います。
西先生
現在開業されています
写真 鍼灸師の免許取得から2年間、色々な勉強会に参加しました。
 そこで盧 華先生の元で臨床研修を14カ月間させて頂く機会にめぐり合いました。
 あっという間でした。
 研修前に既に鍼灸師として二年間働いていましたので、そこそこ「自分は出来る」と
 思っていました。
 が、研修に入ると自分が鍼灸師としての知識と技術がいかに足りないという事が日に
 日に分かってきました。
 目の前に広がる難病と女性疾患根本治療の世界は新鮮で未知数であり、魅力的です。
大龍江中国医学センターの研修システムにて14ヶ月間の研修を受け、私個人的に習得
 した
 (勉強になったことを)まとめて紹介させて頂きます。ご参考になればと思います。
①  鍼灸の技術:
 研修生個人のレベルに合った指導でした。
 取穴、刺鍼、抜鍼の正確さとスピード。
 自分の刺した1本1本の鍼の持つ意味と大切さ、
 病気に応じての各種鍼灸手技、病気に応じた刺鍼法、
 刺鍼の深さ、刺鍼の角度を習得しました。
 鍼灸院に来院頻度の多い痛み等の一般疾患を含め、
 難病と女性疾患計38種類の治療法を習得しました。
②  医学知識:
 専門学校で勉強した生理学・解剖学・病理学・中医学基礎
 ・舌診・脈診等基礎知識を、実際の臨床にどう応用するかを
 理解出来るようになりました。
③ 書籍・専門学校・勉強会では勉強出来ない鍼灸臨床を通じての勉強:
 多くの症例を診られるので、治療の全経過を経験することが出来ました。
 そして病気毎の治療法が必要で、一つの治療法では多くの病気に
 適応出来ないことを実感しました。
 様々な難病は鍼灸治療中に症状が変化します。
 その変化の持つ意味、症状の変化に応じた治療法の組み立て方法。
 医学知識と鍼灸技術と鍼灸技量と患者への説明力が同時に上達しました。
④ 自分仕事に役に立ていること:
 研修で勉強した技術は今の日々の鍼灸治療に役に立っています。
 幅広い病気の鍼灸治療ができるようになりました。成果を果たしています。
 多くの臨床経験を積んだ事が自信を持つ事になり、
 患者を診る上で「この鍼で良いか?」とういう
 病気の知識と治療法に対する不安がなくなりました。
⑤ 院内勉強会:
 毎月の盧 華先生主催の勉強会に、研修生が参加出来ます。
 勉強会を通じて鍼灸理論は勿論のこと、実技(手技)指導もして頂けます。
研修は終了しましたが、勉強はまだまだ続いていくと思っています。今も時々、盧先
 生の元を訪ねさせて頂いております。
 そして、自分が臨床で遭遇した事についてお話しご指導頂いております。
下江先生
現在開業されています
写真 2012年3月に鍼灸師の免許を所得し、4月から研修に入らせて頂いております。
 専門学生時に盧先生とお会いし、卒業したら真っ先に修行をさせて頂きたいと切望し
 て入りました。
私の周りの殆どの女性は、20代からずっと働いてきている者ばかりです。
 その中で様々な婦人疾患に悩む友人や知人を見てきて、婦人疾患に対応できる鍼灸師
 を目指して
 30代も終わりさしかかった頃に鍼灸の専門学校に入学しました。
 目的がはっきりしていたので、私なりに専門学校ではかなり勉強してきた方だと思っ
 ていました。
 ですが、「机上の知識と実際の臨床は全く違うのだ」という事をこの数カ月で既に感
 じています。
 卒業してから参加する勉強会での「中医学」に出る単語一つ一つですら、理解力の広
 がりを感じます。
まだまだ研修行程の序盤ですから、出来ない事ばかりです。
 なので、盧先生と周りの先輩方の色々な事を見て様々な勉強だと日々研修に励んでお
 ります。
 自分に無いもの足らないものに気付き、成長出来たらと思っています。
寺田先生
写真 ●大龍江中国医学センターで研修するまでの私
 鍼灸師になって3年目。 臨床という臨床を歩んできたことはなかったけれども私なりの治療スタイルと言いますか、こういう鍼灸がした い!という考えがあり、その目標にむけて鍼灸学の古典を読むなどして勉強をしてきました。 治療スタイルは、患者様の負担にならないよう にと鍼の本数は少ない方がいい、少ない本数で治す方がいい、と思い治療をしてきました。そして、『痛みがあるところに鍼を打つことは誰に でもできる!邪道だ!!』と学生時代に尊敬していた先生から言われ、私もその考えを守り、なるべく局所には鍼を刺さない治療をメインにし ていました。 今までの治療は主に腹診・脈診が重要であるためその技術を高めるために私はある日、大龍江中国医学センターの門を叩きまし た。
●大龍江の研修生になってみて
私は大龍江での鍼灸治療に驚きました。 私が思い描い た鍼灸治療を覆すようなものだったからです。 治療法、頭鍼、手技など私が今までに見たことのない光景が目の前で起きていました。また、 現代中医鍼灸学では西洋医学の知識で病態生理を把握し、四診を通じて病因病機を究明し、それで初めて治療方法を考えるというスタイルで、 今までの身体の反応を診て治療法を決めるものとは大きく違うものでした。
初めは戸惑いがあったのですが、体が重くなっていくこ と、動かなくなること、しゃべりにくくなること、体の震えが止まらないこと、これらの症状を身体の反応だけに頼って、足や手に何本か鍼を 刺したところで良くなるわけがないのではと考えるようになっていきました。
そして、大龍江での治療効果を見ていくうちに、今まで の考え方で目の前にいる難病の患者様を治すことが困難であると思い知らされました。
今後、鍼灸師としてどのように生きていくのかと考えた とき、大龍江で学ぶことの大きさと先生の下で臨床経験を積めることがどれだけ幸せなことかと感じています。
現在研修10ヶ月目ですがまだまだ鍼の技術を学ぶことが多く勉強不足を痛感しています。
 最初予定していた1年間の研修は、2年間に延長することにしました。
少しずつではありますが、病態生 理や解剖学の知識をみにつけたことで、あらゆる部位に病態に応じた手技・方向・深さで鍼を刺すことができるようになり、成長しているな、 という実感はあります。
限りあるこの時間を大切にして鍼灸師としてスキルアッ プ(西洋・東洋医学の知識・技術・診断力の向上)をしていくつもりです。

※下記は実際に見学された後、研修生になった先生から見学感想のお手紙です。
※クリックで拡大可能


※下記は実際に見学された後、研修生になった先生から見学感想のお手紙です。
※クリックで拡大可能 





 

楽しい充実した研修の日々


 












研修終了証書を発行します。研修終了証書を手にした福岡先生と院長盧 華